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「当事者」の時代 著者:佐々木俊尚 を読んで [本]
Twitterでは、黄色のアイコンの人という印象ですが、
著作もあるということで、
最新作の『「当事者」の時代』を読んでみました。
前々から思っていたデモの報道の違和感についても、
(例えば100人規模のデモは報道しても、1000人規模は報道しないなど)
膝を打つ解説。
マスコミの指す「市民の声」「世論」とは、
本当の弱者の声でもなく、
かといって、市井の意見でもない。
記事に都合のよい「意見」だったのだと。
「普通」では記事にならないから。
報道がエンターテインメントになってしまったから、
政局ばかりの報道になる。
それは国民も悪いのだろうけど。。
「当事者」に誰もがなり得る。
声なき市井の人から、
声ある市井の人が増えている(Twitter、Facebook等のSNSで発言可能)
この時代に何を報道すればいいのか。
個人も報道関係者も全て同じフィールドにたったという時代。
考えねばならぬと思った一冊でした。
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