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アマヤドリ「ロクな死にかた」を観て [演劇]

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アマヤドリアマヤドリ

【あらすじ】

水野チサトは元恋人・毬井(マリイ)の死後も、どうしてもその事実を受け入れられずにいた。やがて勤めていた飲食店を辞めてしまい、「毬井は今も生きている」などと言って日々を過ごすようになる。彼女が毬井の「生存」にこだわるひとつの根拠は、彼が生前に書いていたブログが死後も更新され続けているという事実だった。 チサトの姉・水野ハルカはそんな妹に困りはて、職場の友人・生方(ウブカタ)に頼んで妹と話し合いをすることにした。初めのうちは激しく生方を拒絶していたチサトだったが、だんだんと生方の落ち着いた人柄に触れるうちに心を開いていく。そして生方は毬井のブログを現在も更新し続けている「なりすまし」の犯人を特定することを決意し、姉・ハルカの承諾を得て独自の調査を始めることにした。生方はやがて毬井の「なりすまし」犯をつきとめることになるのだが……。

評価は、星5つです。
★★★★★

ガツンときた。「死」というテーマなのだが、
印象的に提示のみで、見た人の心を揺さぶる。
皆考えるだろう。「死」について。

「死」は「生」の延長であり、生き方が死に方だろうか。
忘れることは罪なのか。
無くなることは罪なのか。
開演前後の動から静へが憂いを誘う。

一番最初に見たアマヤドリは、
ストーリーがハッキリと見えずでうーんとなったが、
直近のアマヤドリは輪郭が分かるくらいで、なんとなく按配がよい。
群舞にしても話にしても、なにかを満たしてくれる。

「人生はただ一問の質問にすぎぬと書けば二月のかもめ」ってことだったのかな。

生きた時間が残り時間を超える年齢になり、ちょっと「死」が他人事でなくなってきた(^_^;

そして、アマヤドリがますます目が離せなくなってきたわ。

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