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鬼の居ぬ間に「雪女-密室の行軍-」を観て [演劇]
https://onino-inu-mani.jimdo.com
「天は、我々を見放すことは無かった」
明治三十五年一月二十三日早朝。
雪中行軍演習のため、青森第五連隊は北八甲田連峰北麓の田代新湯に向けて出発した。順調だった行軍も、昼過ぎから天候が一転。暴風雪が連隊を襲う。
吹雪は一向に治まりを見せず、空腹と寒さに震える隊員。腰よりも高く降り積もった雪を、泳ぐように進む。一人が倒れ、追う様にして、また一
人倒れる。進むことも戻ることも早この雪山では叶わない――。
第三小隊の幸運は、残された我々七人が、雪小屋を発見できたことである。そこで囲炉裏を囲み、救助に望みをかける。 暖を取り、隊員に笑顔が戻ったような気がした。だが――
何かおかしい。この隊員たちの、異様なまでの笑顔。そして、我々の他に、誰かがいたような――。
「この事は、誰にも話してはならない――」
脳に声がこだまする。そのたびに、親友の保積小隊長が云う。
「心配するな、岩木。我々は、必ず生きて帰る」
冬の八甲田は、私に何を隠しているのだろう
評価は、星4つです。
★★★★☆
初めて見る団体です。
圧倒されて終演後に拍手できなかった…
観劇後にねぎしで牛タンかどこかでとんかつでも食べようと考えましたが、
肉は食べたくなりませんね(^_^;
観劇を考えてる方は前後の食事は気をつけましょう。
雪女は死をもたらしたのか、それとも生をもたらしたのか。
思ってない方向に話が進み、どこから夢でどこから現実で、
これは本当にあったことなのかとホワイトアウトの中にいるように迷いこみました。
全てがあらわになっても終わらない現実。
雪女が救ってくれる…かもしれませんが全ては雪の中にあるがまま…
面白かった。
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