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MCR「不謹慎な家」を観て [演劇]
「不謹慎な家」
刑務所に入った男を待つ場所として同じ境遇の女たちが家を借りた。
その家で女たちはそれぞれの相手が刑期を終えるまで生活する。
一人では、何かに押しつぶされそうだから。
一人では、笑うことも(なんとなく)憚れるから。
一人では、あなたを待てないかもしれないから。
待つことの意味さえ朧げになりつつも待ち続けてしまう女達の、
励まし合い、怒鳴り合い、時に侮蔑しまくりな強さと弱さを、
なんだかスレスレな感じで描いていくおはなしです。
評価は、星4つです。
★★★★☆
MCR劇団員って出てたのかしら?
まさに不謹慎の家でしたw
確かに心情は当事者でないとわからない。
想像して当事者に寄り添うって、かなりの労力だ。
家族だから恋人、友人だから理解しようと思うのだろうが、
でも真理には届かない。
的外れな「理解」は当事者にとって「不謹慎」かもしれない。
最初から怒涛の櫻井節に酔わせてもらった。
言い合いの中に笑いあり、そして唸らせる考えがありと、面白かった。
待つ女達の悲喜こもごもあったけど、みんな幸せになるといいなあ。
そして待ち続ける幼馴染の彼は不謹慎な存在として、家に居続けるのかな(笑)
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