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青☆組「グランパと赤い塔」を観て [演劇]

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 青☆組 青☆組

夕陽が照らす帰り道。
立ち昇る夕餉の支度の湯気が、そっと夜空を連れてくる。
白黒テレビに映るしゃぼん玉、ラジオから流れでる甘いタンゴ。
銭湯帰りに見上げる月を、ライカ犬を乗せた宇宙船スプートニクが横切ってゆく。
この高台の町の片隅に、戦前から続く工業所を営む一家が暮らしていた。

東京に、大きな空のあったころ。
祖母から聞いた話と、祖父から聞けなかった話。
その光と影を紡いで結ぶ物語。
作者が自身の先祖をモチーフに創作する新作は、戦後を生きた市井の人びとを瑞々しく描く群像劇。

舞台セットが素晴らしい。
入口から見下ろして見惚れてしまった。
写真を撮りたかった(^^)

昭和初期の時代の素晴らしいどこか懐かしい群像劇。
「恋」感じさせる様々な人の想い。
気が付けばあれだけ男性陣がいるのに男臭くなく、
そして男が惚れてしまう男がいる。
青☆組の描く世界の好きなところだ。

東京タワー。
でも立ててる頃は呼び名は電波塔なんだよね。
そして戦争の影を感じさせる年代。
今で言うと2000年の頃に戦争していた感覚なのか。
過去だけどまだ匂いを感じる頃。
電波塔の部品に戦車が使われていたと、一番良い素材だからと言う理由で。
そして1番よい素材を使ってる国と戦っていたのだ。

激しいドラマがあるわけではないが、人々の生活を見ていて、
あっという間の135分。
望遠鏡を覗いて、あの一家を姿を見ていたよう。
グランパ素敵だったなぁ。
みんなよかった。

グランパが40年遅く生まれていたら、娘が会社を継いで、
まだあの家を保てたかもしれない。
または娘が結婚しないで家は絶えていたのかな。
あの旦那の横暴さには、あの過去の体験があったからなんて素敵だったな。
夜空を見上げて帰ります。
僕の声が聞こえますか?

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_546d.jpg
グッズ買いました!おまけで駄菓子貰いました。
あとグッズのストラップが入っていた袋には東京タワーの成長の姿が!
小林くんが見えるかも(^^)
あとストラップは通勤鞄に付けました。
赤い素敵なストラップです!

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