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劇団チョコレートケーキ「熱狂」を観て [演劇]

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熱狂 | 劇団チョコレートケーキ熱狂 | 劇団チョコレートケーキ

1924年、
ある被告人の発言から始まる、小さな政党の物語
その男は民族の誇りを叫び、国民の権利を叫んだ
その男は、やがて祖国の民に愛された
その男は、やがて疲弊した祖国を蘇らせた
20世紀、最も国民を熱狂させた政治家の、記録


サンモールスタジオで観たときは党員になった距離で迫力あったが、
東京芸術劇場では観衆になった感じで、よりあのヒトラーの演説に引き込まれた。
「ドイツ人」の文脈を「日本人」にするだけで今でも熱狂しそうな演説であった。

怖いのは真意は別にしろ誰もがドイツのために動いていた事。
その結果が民族浄化になるとは。。
扇動にのり選挙でナチスを選んだ大衆も共犯者なのだという現実が恐い。
勝手にヒトラーが誕生したわけでなく選挙で選んでいるのだ。

電夏の道井さんが出演していたので、
秘書が用意したマイクが別の時間に届く仕様なのかなと一瞬思ったのは秘密です(笑)
「あの記憶の記録」と続けて観ているので、色々と見えてくるのが面白かった。
ただ戦争だけは二度としてはならないと思う。

劇団チョコレートケーキ「あの記憶の記録」「熱狂」ともにサンモールスタジオ版より、
より見やすく、迫力がある舞台になっていた。
悲劇なのは誰もが国のため、生きるために行動したということ。
自分はSEだけど命令があれば逆らえず、害すると分かっててもシステム作るだろう。
同じである。

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