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「ドアを開ければいつも」を観て [演劇]

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ドアを開ければいつもドアを開ければいつも

Story

母の七回忌前夜、
久々に四姉妹が実家に集まった。
二児の母となった長女。
実家に残り父と暮らす次女。
自由奔放な三女。
念願の一人暮らしを始めた四女。
数年ぶりに揃った四人の話は尽きない。
いつもそこにあった風景は、
今も変わらずそこにある。
ただ少しだけ、
それぞれの抱える"何か"
によって違って見える、
そんな一夜の四姉妹の物語。

ほのぼの4姉妹の日常から、徐々に不穏になってく様が凄く描かれていた。
肉親で姉妹であるが故に、またある種の遠慮があり本音を隠す。
母親の7回忌に集まって、衝突する姉妹。
そこから雪は降り止んだのか。

さとうほなみさんこと、ゲスの極み乙女のほないこかさんが出演してたのですね。
全くそんなこと感じない女優さんだと思っていました。

父は酷いかも知れませんが、
彼は彼なりに母を愛していた。
そんな姿は姉妹は見ることなく、
姉妹間のわだかまりは溶けたけど、
親子のわだかまりは溶けないままなのが、
悲しいが、それが日常で「ドアを開ければいつも」のことなのだろう。

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