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「空母いぶき」を観て(ネタバレ) [映画]

2019-05-27T21:44:20.jpg
『空母いぶき』第二弾予告映像【90秒】(5月24日 全国ロードショー)
予告が一番良いパターンの映画かな(笑)
男の子としては、最終決戦してからの停戦をして欲しかったが、
劇中で語られるように五分五分なのが良いということなのでしょう。

原作の空母いぶきからはかなり乖離している。
要は原案という感じだった。
ただ、西島秀俊演じる秋津だけはかわぐちかいじの世界のキャラだった。
そう沈黙の艦隊の海江田や空母いぶきの秋津など、
自分の信念に忠実に従い、一切迷いがない顔。
あの漫画の顔が的確に表現されていた。

玉木宏が艦長な護衛艦を潜水艦で破壊するなんて、逆真夏のオリオンやってくれた(笑)

佐藤浩市演じる垂水総理は、安倍総理を病気で揶揄したと炎上したが、
実際は馬鹿にしてるわけでなく、恐らく戦争をしてはいけないと断固として、
迷う総理を演じるにあたって、安倍総理をモチーフにして、
彼にそんな台詞を言わせるという反体制的な皮肉的な事をしたんだと思った。

個人的には押井守版を観たくなったが、コンビニシーンが、
竹中直人が立ち食い蕎麦屋の店員で、
ここが戦場の後衛なだけで、戦争は始まってると語りそうなのでダメだろう(笑)

専守防衛って現代戦では不可能とシミュレーションされた映画だと思う。
東亜連邦とか三流国の古い兵器だから相手に出来たけど、
米国なみの最新兵器相手なら、初戦で全滅だっただろうなぁと。

柿沼が折角生き残ったのに、敵の捕虜に殺される必要性が無理矢理感があったかな。
彼の家族の恨みは、あんな本田翼の言葉には虚しく届くはず。
ということは、初戦で落とされた偵察機、破壊された護衛艦の乗組員。
そして撃墜した相手の東亜連邦の兵士の家族も同じ事を思うわけで、
憎しみの連鎖を理性で止められるのか?
このネットや報道の現在の状況では、戦いを焚きつけるのではと思ってしまい、
戦前と変わらないねと思った。

最後、本田翼の動画によって世論が動くが、あんな映像で、
平和ボケした日本人だけ感動するのではと思うのです。

ラストは国連が介入するが、ウクライナとロシアを見れば解るとおり、
国連なんて無力なので、実際はどうなるやら。
(原作でも安保も国連も無力…)

関西弁の護衛艦艦長が楽しかった。
本田翼の寝顔が可愛かった。
玉木宏、中井貴一の無駄遣いというのが、
この映画の感想であった。






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