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「終わりのない」を観て [演劇]

『終わりのない』

始まりもなければ、終わりもない。時間と空間。無限の世界。 命は繰り返され、つねに旅の途中にある。 あらすじ 歴史はいつ始まり、物語はいつ終わるのか。 旅、世界、物語。終わりのない。 小泉八雲の怪奇文学作品集「怪談」の短編5編を、"語り物"の手法を取り入れて構成した『奇ッ怪〜小泉八雲から聞いた話』(2009年)。能や狂言の手法を取り入れ、現実と夢幻が交錯する世界を現出させた『現代能楽集Ⅵ 奇ッ怪


2019-11-17T20:38:33.JPG

「あらすじ

18歳の悠理は旅の途中で目的地を見失い、立ち止まっていた。
自分はなぜここにいるのだろう。
悠理は自分の人生を振り返ってみる。

短いけれど、沢山の楽しいことや辛いことがあった。
恋愛もした。
死にかけたこともあった。
尊敬できる両親に、いつも気にかけてくれる友達もいる。
かつて僕は世界と一体で、完全だった。
でも今は違う。

ある日、悠里は両親と友達に、湖畔のキャンプに連れ出される。
立ち止まったままの悠理には、時間だけが通り過ぎていくように思える。
過去に思いを馳せていると、いつの間にか悠理の意識はキャンプ場を離れ、見知らぬところで目を覚ます。
そこははるか未来の宇宙船の中。その船は人類の新たな故郷を目指して旅を続ける、巨大な入植船だった。
32世紀のユーリとして目覚めた悠理は、自分が誰で、どこにいるのかも分からない。
宇宙船から逃げ出した悠理の意識は、宇宙空間を漂い、地球によく似た見知らぬ惑星で目を覚ます。
自分そっくりの肉体の中で。
奇妙な旅を経て、悠理の意識は再びキャンプ場に戻ってくるが、その世界は自分の知っている世界とは少し違っていた。

自分はなぜここにいるのだろう。
帰りたい。

悠理は自分の世界で、目的地を探そうとする。」

これは僕の物語で始まり、
これは人類の物語で終わる。

終わりのない。
進化の話。

あるかもしれないがないかもしれない。
選んだ瞬間に選ばなかった可能性はなくなる。
でも分岐して平行世界が構築される。
なんという量子学。

あの時声をかけた自分、あの時応えた自分が、
どこかにいるのだろうか。

彼らは元気か?後悔してないか?

子が親から離れて、1人で歩く。
地球を旅立ち新天地に辿り着く、
歩みを止めなかった者がたどり着く場所。

そこに行けるのだろうか。
そこに一人で行けるだろうか。

終わりのない。
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