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TOKYO PLAYERS COLLECTION「IN HER TWENTIES 2020」を観て [演劇]

2020-09-06T11:53:31.JPG
IN HER TWENTIES 2020 - TOKYO PLAYERS COLLECTION
3月のタテヨコ企画「亡者の時代」以来の生観劇。
劇場という空間で見る演劇はやっぱり特別なものでした。
オンライン配信で観たりしたが、やっぱり劇場で観るのが一番ですね。

インハー2025年版など作られた時はコロナの話などが入るのかな。
(2020年版にLINEとかnoteとかトレンドが含まれていたのでね)

初演は見てなくて、2013年版を観てました。
企画された榊さんが初演で20歳、2013年で22歳、今回で29歳とリアル年齢で演じた事になるが、
20歳の主人公の呼びかけをどんな風に聴いていたのかな?
彼女にしか聞こえないものがあったはず。

1人の女性の10年を10人で演じる。
付き合う人、その年の状態で人は変わるから、この表現の仕方って理にかなってるのかも。
私も10年前は15キロ位痩せてたので演じるなら福山雅治かな(笑)

実は彼女達(1人の人をこう呼ぶ事になるw)と同じく、
翔太も正樹さんもパワハラ先輩も同じく時間の経過で変わっていってるのだよね。
恋人、不倫相手、先輩などの男性陣も観たくなる。
特に会社に誘ってくれた先輩なんて、主人公を会社に誘ってくれたり、
指導してくれたのに、最後にパワハラで主人公と対立して会社を去るので、
最後にどんな人が演じるか気になる。

20歳の主人公が未来を語る。
29歳の主人公が過去を語る。
描いた放物線は半円だけど、夢が叶うわけではない。
かといって人生が終わるわけでもなく、むしろ夢破れてからが長い。
でも彼女は生きている。恋もしてる。そして誰も後悔してない(過去の自分を責めていない)。

20歳を演じた俳優さんが、次何歳役を演じるか観たい。
45歳の僕から観たら自己紹介で語られる生年に驚く。もう娘だよ。
だからかなみんな愛おしい。誰一人。
30歳から始まる物語は東京駅から始まるのかな。
これって上野版十年愛なのか!?(TBSの昔のドラマね)


目の前で生の人間の喜怒哀楽を観る、共感する。
この空気感は配信では伝わらない。
劇場で観た半年振りの演劇は格別でした。

あと泣きそうになった。
未来を語る20歳、僕は十年後を知ってるから。。
十年後の彼女は走った。
30歳代はきっと上手くいく。



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