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時間堂 レパートリーシアター「言祝い」を観て [演劇]
『言祝ぎ』
作:イトウワカナ
元日。長女が暮らす実家に集まる、それぞれワケありの3人きょうだい。イトウワカナがポップに描く、家族になれなかった家族たちの再生の物語。
評価は、星5つです。
★★★★★
時間堂が解散を発表してから、
2つ目のレパートリーシアターであり、
レパートリーシアターの最後の演目。
5回も公演されていた演目なのだけど、初めて観ました。
3姉妹の元旦な1日。
それぞれ出会いと別れを経て20年ぶりに雑煮を食べる。
文章にすると単純なんだけど、
目の前で姉弟妹の葛藤やそれぞれの関係をみていると、
この「家族」が愛しくなる不思議。
座席が舞台を挟んで対面式だと気が散ってしまうことがあるのだけど、
言祝いは全く気にならなかった。
あの目の前に生きている3人に釘付けだったからか。
時間に余裕があれば、
ピタサンドと杏仁豆腐とビールをいただきたかったけど、
それは「ローザ」の時にリベンジしよう。
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