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鵺的「奇想の前提」を観て [演劇]
M県S郡の南端
I湾が太平洋とつながるあたり
そこには直径二里にも足らない小島が浮いている
きみは知っているだろうか
この荒れはてた場所が
かつて「パノラマ島」と呼ばれていたことを
評価は、星4つです。
★★★★☆
江戸川乱歩作品を読んでるとより楽しめるのだろうね。
私は読んだことないので、知識として知ってる乱歩感は凄く感じた。
ラストシーンが目に焼き付く…
どの登場人物から闇と人ではない匂いを感じ猟奇と狂気と感じる2時間であった。
鵺的は初めて見たが、これは癖になる…
JACROWの中村さんが俳優してましたね。
あの怪しげなサングラス姿がお似合いでした。
ラストシーンの姿もね(^^)
色々と想像を超える話でしたね。
狂気と正気は隣り合わせで同居しているのかもしれない。
血縁という抜けられない呪いの怖さを知る…
そして次見たい劇団が増えた。
社会的な悪と正義の対立でなく、
己の美学の実現と対立の戦いである。
それが結果として社会悪かどうかの見え方であり、
登場人物が画一的な正義感や悪人でないのが凄く心地よかった。
そして、それぞれの花火を打ち上げていた気がする。
真似する人が現れないことを祈る。。
時々耳鳴りがするのは気のせいかな。。
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