SSブログ

スポンサーリンク


日本のラジオ「カーテン」を観て [演劇]

UNADJUSTEDNONRAW_thumb_e85c.jpg
日本のラジオ

日本のラジオ

わたしは わたしの 居場所がなかった。
わたしは わたしの 居場所をつくろうとした。
わたしは わたしの 居場所をこわした。

某国における 独立派武装勢力による国立劇場占拠事件は
特殊部隊が化学兵器を用いた突入を敢行し
人質多数を巻き込みつつも 武装勢力の全滅により終結した
夢と死と生活と暴力にまつわる ひとごとのお話

評価は、星4つです。
★★★★☆

相変わらず終演後の拍手のタイミングがない。
カーテンの向こうで起きた出来事に拍手は送れないからいいのかな。
それにしても日本のラジオは観劇後の感覚が麻痺する。
無味無臭なスライムを飲み込んで喉にすごく残っているなんともいえない感じ。
何を言ってるかわからないが、とにかくそんな感じ。

舞台セットが面白い。
いつもと異なる入り口から通される場所がまさかステージ側とはね。
なので客席に俳優陣が座っています。
オレンジ色のフードを被ってある時は人質、脱いだ時は犯人グループとなる仕掛けでしたね。
そして劇中で演出家が語っていたことが全てを説明していると思う。
捕らえられてたのは私達だったのかも。
ほのかに甘い匂いがしたような…生きて劇場から出れたことを感謝します。

パンフレットを読むか読まないかで、印象が変わるかも。
私は読んでいたので時系列やその後を知りながら物語が進むのを観れたが、
読まないと人質の気持ちをかなり味わえるかも。

屋代さんの適当な前説と後説が癒やしかも(笑)
それにしても全くの無音でしたね。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇


スポンサーリンク