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sleepwalk「哀しい夢すら、忘れてしまう」を観て [演劇]
久しぶりに先生の名前を聞いて、貴女のことも思い出した。
学生時代の中で、ポカリと訪れた空白の時間。
クラスともグループとも違う、不思議な仲間たち。
なぜか先生も加わって過ごしたひと夏。
あんなに楽しかったことも、いつの間にか忘れていた。
大切な関係も、特別な瞬間も、その時には気づけない。
ねえ、貴女は今、どこで何をしているの?
二度と戻らない時間と、その後の再会を描く、群像劇。
評価は、星5つです。
★★★★★
上野作品の倉田大輔になりたいマン!何だろうね。
あの陰が愛おしい。
とても優しく心温まる作品。
今現在その時代の繋がりが切れていたとしても、実は緩く細く繋がっていて、
またその時の空気になりつつも、やはり違えてしまったものもあり、タイトルが身に染みる。
劇中で語られるカードの話が本質なのかも。
いつでも何かしらの手札をきってる。それが最善と信じて。
自分で切らなくても人から取られてる場合があるが。
ただゲームオーバーはなく、そのカードは誰かの何かを動かしてる。
そんな希望を信じたい。
これでしばらく上野作品を演劇で見ることはないのだろうが、
最後に見られてよかった。
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