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三度目の思春期「女ばかり」を観て [演劇]

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昭和五十四年十月

秤屋と呼ばれる素封家一族の家長が死んだ
代議士として活躍し
地元に絶大的な影響力を持っていた家長を失い
途方にくれる秤屋の女たち
ある者は家を去る決意をし
ある者は乗っ取りを企み
ある者は家長の跡を継ぐべく選挙に出るか悩む

そんな初七日の日
整理していた遺品の中から一枚の写真が見つかる

心が揺れてざわめく女ばかりの
可笑しくてやがて哀しき愛憎の顛末記

評価は、星4つです。
★★★★☆

初めての団体でした。
前から十七戦地の脚本演出家さんが参加していたので、興味あって今回見に行った次第です。
面白かった。
会場が民家なギャラリーで、会場に靴を脱いで座敷で見るわけですが、
劇中と同じ初七日法要に参加して、その裏側を覗いた感じを受けました。
程よい論争や現場を再現する手法は流石の面白さ。
拗らせ三姉妹もよかった(笑)

ちょうど選挙期間中に当たって、
劇中の政治家に何を求めるか、何を期待しているかを有権者として考えてしまう。
まだ利益誘導ならよいが自己保身で党を移るのはご法度だよね。
登場人物それぞれが腹に一物持った具合がよかった。

そして鰻を食べたくなるね。

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