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タテヨコ企画「あるサラリーマンの死」を観て [演劇]

タテヨコ企画/あるサラリーマンの死/TOP
□ものがたり
 舞台は東京。仕事に生きた男が死ぬ。その直前の二日間の物語。
 定職にも就かず、ろくに帰省もしない息子。実家に寄生する妹。奔放な生活を送る母。
 振り返った時、家族の為に働き続けた男が理想とする家族は居なかった。
 存分に働いた男は、仕事を終えるとまるで自殺をするように消えていく。
 男の一生とはなんだったのか。家族とは何なのか。
 アーサー・ミラーの「セールスマンの死」をモチーフに、団塊の世代の男の生き様を、夫の目線と妻の
 目線、そして子供達の目線を交えながら描く。
 タテヨコ企画がお送りする「あるサラリーマンの死」は、現代の家族の肖像である。

初めて観る団体。
いつもチョコレートケーキに客演されている俳優さん目当てで。
サラリーマンというアイデンティティを失ったならば。
そしてそれしかなかったらとしたら。
ああいう風になるのだろう。
私もあと20年働くと分かるのか?

誰もが何れ訪れるはずの肉親の死。
家族構成、年齢が私とほぼ同じなので、自分の家族の事を考えてしまった。
アフタートークでも言われていたが、リアリティを感じ考えてしまった。
時にコミカルで走馬灯のようなフラッシュバック。
答えの無い子育て。

本田博太郎さんが、親子関係について嫌なことから逃げてちゃダメ。
取り戻すのに数倍の努力が必要と語っていたのを思い出した。
このギャラリだからこそ、映える演出だったかな。
面白かった。




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