オフィス上の空プロデュース 火遊び pray.08 火遊び公演「焔の命－－女優の卵がテロリストになった理由」を観て

オフィス上の空プロデュース　火遊び公演「焔の命」

2020年。東京五輪を目前に控えた都内で、連続爆破テロが起こる。
犯行に及んだのは、若者で結成された【焔の命】という小さな劇団。
彼らはどのようにして日本を震撼させる事件を起こすに至ったのか？
事件の真相を追い、一人のライターが主犯の女の足跡をたどる。

女は回顧する。
希望に満ち、楽しく仲間とともに夢を語った日々を。
演出家のもと、社会をよくすると誓い合った日々を。
集団心理に呑まれ、暴走していった自分たちを――。

「命の燃やし方は、自由だ」

ここは青春の最果て。
暴力も宗教も関係のない平和なあなたへ。
すぐそばにいる、わたしから告ぐ人間劇場。

あらすじ読んで荒唐無稽でリアリティないでしょと思ってた。
が、これはテロリストになる。
なってしまう。誰でも！
とてもリアリティを感じた。
山岳ベース事件を元にしてるが、団体が左翼だろうが劇団だろうが状況が人を作ってしまうのか？

面白かった。
そして凄く考えさせられた。
ボーっと生きてんじゃねえよ！とガツンとされた。
そして内ゲバ怖い。
重信という名前だけで最初に気づくべきだったかな。
JACROW「焔」の部長は副業であのママしてるのかなと別の妄想してしまった（笑）

チケットないのにチケット買っては笑ってしまった。
確かに当日精算はよく分からないよね。
普通の人は(^_^;)公演するごとに赤字とか俳優のチケット数とか小演劇ネタは勉強になった（笑

親の言う通り演出家の言う通り生きればよいのか。
自分のやりたい事やってるだけではままならない現実があり、それまた苦しむ。
言う通りでも苦しむ。
ここが地獄なのか？
ただ地獄でなぜ悪いと生きるしかない…流れに乗ってみるか…




スポンサーリンク