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小松台東「デンギョー!」を観て [演劇]
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初演は見ていません。
再演の「デンギョー!」。
小松台東の松本さんの威圧感は相変わらず、緊張感が凄いなぁ。
多分宮崎弁だから荒く感じるのか、これが標準語の芝居だともっと柔らかい感じになるのかな。
BGMはなし。
宮崎電業の電工部門の現場の控室が舞台。
現場と運営部門との軋轢。
それを緩和していた社長の姿が見えないけど見える。
最初の社長が入院して、見舞いに行っていいか聞いていて、
それをやんわり断って、本当の病状を伝えなかったのが、
悪手だったか。
でもそこは一心に現場に混乱が生じないようにしようとした、
元現場出身の営業部長の優しさだったのか。
それが裏目に出るわけですが、、
東京から来た執行役員の阿部さん。
事務の幸恵から、45で独身ってなんなんすか?って言われていたが、
自分に言われてるようでドキッとした(笑)
それはね。現代社会だから(笑)
阿部役の人はiakuに出てた人ですよね。
今回も誠実ないい役でしたね。
誰かの指示に従ってれば楽、やらなかった理由を付けられるから。
営業部長の鈴木の言うことは正論だった。
確かに勝手に喪服を着ないくらいなら、もっと最初から見舞い行くとか、
出し抜けと。社長がいなくなってからかと。
その怒りを爆発させるが、それがなんの怒りなのかは現場は知らないのだ。
ラストシーンに居なかった人。
ラジオ体操の終わり。
電工の未来はどうなったのか
僕は電工は緩やかな滅びを迎えたのかなと想像。
遅過ぎた。
でも意地を張り、虚勢や嫉妬で判断を間違うのが人間。
彼ら彼女らが、これを糧にどうなっていくのか。
阿部さんを中心に、また盛り返してるかもしれないしね。
弊社も代表が亡くなったら終わるのだろう…
中小企業はどこも同じでは?
上場企業みたいに定期的に社長交代があるのだと大丈夫なのだろう。
現場との軋轢って何処も同じよね。
プロパーともあるしね。
そして明日から仕事なのを思い出したわ…
でもハグしたら良いかw
でもテレワークだからそれもできない!
これが現代社会だ(笑)
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