ゆうきまさみ「白暮のクロニクル」1巻
そこは、「悲しき不老不死――オキナガ」が存在する世界。



厚生労働省の新米公務員・伏木あかりが配属されたのは
不死の種族「オキナガ」を管理する部署。

厚労省での仕事1日目にオキナガ惨殺事件と遭遇し
怪死事件を追う任務を与えられる、あかり。

しかも見た目は少年、中身は88歳老人の殺人事件マニア・
雪村魁とタッグを組まされ…。



時を越えて生きるオキナガに起こる怪死事件、
彼らの想いが紡ぐ年代記(クロニクル)。

日常系×非日常ミステリーの世界へようこそ!

ゆうきまさみさんの10年振りの新連載の単行本です。
表紙が鉛筆画を元にデザインされていて、
とてもおしゃれです。

内容は…
面白かった!
早く続きが読みたいです。
初期短編集の「40年の決算」や「ナイトウォーカー」に、
ゆうきまさみさん特有の軽さが加わって、
ゆうきまさみさんらしいSFものとなっています。

今作も警察やら厚生労働省やら役所が関係しており、
でも自然と現実とフィクションが混在していて、
パトレイバーから始まっている虚実混在の世界観がいいです。

そして、
主人公のふしぎちゃんこと伏木あかりの眉毛がいい!
これぞ、ゆうきまさみさんのヒロインだよ!

ということで今後の展開が楽しみです。


白暮のクロニクル 1 (ビッグ コミックス)

  • 作者: ゆうき まさみ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/01/30
  • メディア: コミック