舞台「鴨川ホルモー」アトリエ・ダンカンプロデュース 
http://www.duncan.co.jp/web/stage/horumo/
このごろ都にはやるもの、

勧誘、貧乏、一目ぼれ。

葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。

腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、

出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。

このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。

祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。

「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。

戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。

恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。

京都の街に巻き起こる、疾風怒涛の狂乱絵巻。

都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。

「鴨川ホルモー」ここにあり!!

評価は、星4つです。
★★★★☆

原作や漫画や映画の内どれか一つ知らないと、
辛い舞台だと思います。
オニの説明が足りなかったり、人物の相関が今一、
分かりづらいと感じたからです。

メインは学生たちによる青春賛歌という感じなっています。
原作は、安部、高村、楠木、早良、芦屋というメンバーのみが
スポットを浴びて、ほかのメンバーは背景でした。
ですが、舞台では青龍会のメンバー10名に、
スポット当たっていました。
安部と高村の会話が他の人に置き換わっていたりと、
その辺は、よかったなぁと思います。

ホルモーですが、意外とよかったです。
オニは見えないわけですから、
外から見ると、オニ語を連呼している様しか見えないので、
あんな感じなんだと思いました。
でも、10名が全員で指示して動くと躍動感があります。
可能なら、10名VS10名のホルモーを見たかったですけど。

あとはレナウン娘ですね。
まさか、忠実に再現するとは(笑)
ちゃんと1枚ずつ服を脱いで、
最後には、全員が全裸(本当に)で、
レナウン娘を合唱ですよ。
あれはよかった。

あと、実物の秋山奈々さんを観ましたが、
小さくて可愛いですね。(´∀`*)ポッ
芦名さんは細いしね。

会長の菅さんは、イメージぴったりでしたね。
あんな先輩いる気がします。

しかし、青春いいなぁと思えた舞台でした。
まだ私も終わりたくないと強く思った次第ですね。