MCR - アカデミック・チェインソウ -




この島には何もない、

限りなく広がる青い海と美しすぎる白い砂浜、

岩場では座礁した救命ボートが波に揺られて踊っている。

この島には誰もいない、

膝を抱える俺と、砂に空いた穴から見え隠れするカニと、

ひたすらに喋り続けている3年B組の女子生徒たち。

この島では何も見えない、

嘘も本当も物語も体裁も打算も明日の予定も昨日の後悔も、

今頃は船にぶつかった鯨に飲まれて家に帰ってるんだろう。

「先生、この場合、救助されるまでが修学旅行ですか?」

暫く一人にしてくれないか、この島には何も無いんだから。

伊達香苗分は不足してるが久しぶりなので許す(笑)
とにかく愛に溢れてた舞台だった。
いつものおじさん達はガヤで(笑)

堀先生率いる女子高生の物語として楽しかった。
そうだ。これが青春なんだ!
鴎がいれば手を振るのだ。MCR版ビューティフルドリマーかな。



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