パラドックス定数「5seconds」を観て

5seconds(2018)
2011年に観たけど、震災とか余計なことを考えてしまって集中出来なかった記憶が。
あと舞台がフラットで対面式座席だったのもある（うろ覚え）
今回はしっかりと二人のやり合いが見れた。
ドッグファイトのように如何に有利な位置どりをするか、試射する言葉の序盤。

機長と弁護士。
立場は違うが副機長、機関士、上司弁護士、同僚弁護士と取り巻く環境は似ている。
羽田空港着陸の5秒間。
機長の扱いを決める最後の電話の5秒間。
なにが彼と彼を分けたのか。
焦燥、認めたくない能力の差。
男にとって役割は命より重いのか。

小野さんってあんな顔してたっけ？
二人は2011年の時より確実に機長と弁護士だった。
ラストに向けて、あの日を再現するシーンは息をのんで観てしまった。
この事故でJALで人事考課や精神的よろしくない搭乗員の対策など改善した点があるので悪いばかりではない…はず

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