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「SEのフシギな職場」 著者:北見隆二 を読んで [本]
SEの“生態”を4コマ・マンガと軽妙な文章で描写する。
気軽に読み通すことができるが、内容はそれなりにシリアス。
28の教訓を引き出すために挙げられているエピソードは、
中堅・中小ソフト会社での勤務経験を持つ著者ならではのもの。
厳しい労働環境で働かざるを得ない、IT業界の現状をリアルに描いている。
登場人物は新人から中間管理職、役員まで幅広い。
クイズ100人に聞きましたを彷彿とさせるくらいに、
あるあるあると呟いてしまう本です。
IT業界って、凄く効率よく仕事してそうですが、
実際は、土方なみというか、それ以下の労働環境です。
業界が若いせいか、
手順というか仕事のモデルが完成していないのです。
ですから、本に出てくる事象はすべて真実です。
自身の業界自体をシステム化しなければならないのですが、
人のシステムを作るのに人海戦術を駆使し、
その大半のSE・PGが心を病んで辞めていく様は、
ノルマンディー上陸作戦やスターリングラードを彷彿とさせます。
これを反面教師にしつつ、新人には物言う人になってもらって、
私を指導してほしいと思います。(^^;
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