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ブルドッキングヘッドロック『おい、キミ失格!』を観て [演劇]

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『おい、キミ失格!』公演詳細|ブルドッキングヘッドロック『おい、キミ失格!』公演詳細|ブルドッキングヘッドロック

評価は、星4つです。
★★★★☆

初めての劇団です。
平日の当日券で観ましたが満席でした。
はじめの一歩ので一歩役を演じている喜安浩平さんが、
主宰する劇団ということで興味があって観劇した次第です。

題材は太宰治という三鷹市芸術文化センターの企画公演で、
太宰治の話でしたが、後から振り返るとそう思うかな(笑)

太宰治が見た夢のような断片で、
大きく分けて5つの物語がありました。

審判に選ばれた人を審判にする教習の話。
文学賞で太宰治に受賞させるかの文豪達の話。
とある子供番組が修羅場になる話。
STAP細胞をモチーフにしたB級グルメの話。

どれもこれも笑いました。
下ネタがちょくちょくあって、
最初は赤面しそうでしたが、ジワジワときて、
最後は大好きになりました(笑)

個人的には小保方晴子風な割烹着を着たそば職人の話が、
ツボでしたね。
会見も含めてパロディの完成度が高すぎます。

審判の話が根底にあり、
審判がレッドカードを出して失格とさせる。
(これが太宰治のリスペクトかなw)
ラストはレッドカードが舞う中、
お互いに審判がレッドカードを出すべく追い駆け回る。
これって現代のTwitterやブログの炎上を彷彿とさせられました。
批判している方には一切の非がないかというとそうではなく、
日常で違反していることもあり、
それを棚に上げて、審判として相手にレッドカードを出している。
それって本当にあなたは審判なんですか?
という問いを現代に突きつけた問題作と感じました。

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