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自衛隊観艦式の安倍総理訓示に込められた想い [雑記]
自衛隊観艦式においての安倍総理大臣の訓示がネットで話題になっていました。
全文を読みたいと思って首相官邸のホームページで上で読みました。
驚いた箇所があります。
私が無知だったのかもしれませんが、以下の訓示初めて知った事実です。
我々には、もう一つ、忘れてはならない8月15日があります。
「緊急発進せよ」
16年前の8月15日、宮崎県の新田原基地に、夜明け前の静寂を切り裂く、サイレンが鳴り響きました。
国籍不明機による領空接近に、近者明宏2等空佐と、森山将英3等空佐は、F4戦闘機でスクランブル発進しました。
稲妻が轟く悪天候も、上昇性能ぎりぎりの高い空も、二人は、まったく恐れることはありませんでした。
そして、「目標発見」の声。「領空侵犯は決して許さない」という、二人の強い決意が、国籍不明機を見事に追い詰め、我が国の主権を守りました。
しかし、その直後、突然、交信が途絶えてしまった。二人が再び基地に戻ることはありませんでした。
「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託に応える。」
この宣誓に違うことなく、近者2等空佐と、森山3等空佐は、文字通り、命を懸けて、自衛隊員としての強い使命感と責任感を、私たちに示してくれました。
この国籍不明機が中国の戦闘機という話です。
中国の戦闘機から攻撃を受け撃墜されたのでは?
というのが当時噂になったそうです。
自衛隊は専守防衛です。
例え領空侵犯した戦闘があったとして、
先に攻撃は仕掛けることは法律上出来ません。
また当時は(今も?)攻撃を受けたとしても反撃が出来る訳でもありませんでした。
戦闘行為は自衛隊がすぐ出来ないように法律で定められているからです。
安倍総理大臣は、著書である「新しい国へ 美しい国へ」で、
集団的自衛権の見直しを言及しています。
その根底には安倍総理大臣の
日本国憲法の不信感からきています。
著書では、日本国憲法の前文を引用して、
『「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」
国民の安全を守るという国家として最も重要な使命を諸外国の国民を信頼するという形で丸投げしていまっている。』
と語っています。
そして、ダッカ事件の際の日本の警察・自衛隊は無力であり、
テロリストを野に放つ愚行をしたと。
また北朝鮮の工作員を逮捕したのに、国家の対立を恐れ、
釈放した結果、その工作員が横田めぐみさんを拉致した。
安倍総理大臣は親子2代拉致問題に取り組んでいます。
その為か国民を守るという点に関して、
とても強い意識を持っています。
著書の元は第1次安倍内閣のときです。
その時から安倍総理大臣は変わっていません。
変わったのはデフレ対策を経済政策でやろうしたくらいです。
国家観は変わっていません。
改めて著書を読んで強く思いました。
安倍総理大臣の成果は、今後の数十年かけて分かるではないでしょうか。
そして訓示にあえて16年前の無残に散った、
自衛隊の想いを代弁して、
もうあの時のようにやられるままでなく、
侵略には戦う自衛隊にするという宣誓のように思いました。
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