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電動夏子安置システム「ブレッチリーの啼かない鵞鳥たち」を観て [演劇]

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ミルトン・ケインズのブレッチリーにステーションⅩと呼ばれる場所がある。
MI6(秘密情報部)主導の下、対ドイツ戦における暗号解読のエキスパートを集めた施設であり、最盛期には1万人程の職員が勤務していた。『ハット』と呼ばれるプレハブの各建物には国内から様々な能力を持った人間が集められ、業務にあたっていた。
各々、優秀な頭脳の持ち主ではあるが、どこか常識の欠落している変人集団でもある。
中でもとりわけ重要な役割を果たしたのが数学者アラン・チューリングであった。
彼の考えを中心とした解読法と、それを支えたエンジニア達により、ステーションⅩは成果を挙げ、徐々に戦況を有利に導いていったのである。
この成功に満足した首相のチャーチルは彼らの事をこう評した事がある。

1946年、ステーションⅩはその役割を終え正式に解散する事となり、現在、残った数名の下に、機密書類の破棄、解読機の破却が進められようとしている。
『エニグマ』をはじめとするドイツ暗号との死闘の経緯は、多くの国民に知らされることなく、国家機密として歴史の闇に葬られようとしている。
自分たちが成し遂げた英雄的仕事を口外する事を禁じられ、様々な機密を背負いながら、チューリングを初め、殆どの職員がこの場を後にしていたが、簡単に応じない者もまだ多く籠っていて、それがMI6の悩みの種となっていた。

これは暗号解読に知恵と情熱を注ぎすぎ、今や燃え尽き症候群となった天才(変人)たちの喜劇的な群像である。

評価は、星4つです。
★★★★☆

物語は英国。つまり役名が全て横文字でした。
横文字の名前は訳が分からなくなりますね(笑)
わたし、途中までアトリーが居ると思ってましたよ(^_^;
誰がアトリーだとずっと舞台を観て考えていた(笑)

話は2転3転して、ラストまで目が離せなく、
コロフェスの事は途中から考えなくなりました(笑)
それにしても笑った!
この外連味が電動夏子の持ち味ですね。
もう一度観たいが千秋楽なんですよね。
それぞれの正体を知ってから見ると、ふふーんと優越感に浸ること間違いない。

「この中から3つ」で注目した渡辺美弥子さんの今回の飛び道具っぷりは素晴らしかった(笑)
コメディでありながら、風刺や社会の矛盾や不条理を入れてるので、一筋縄でいかない後味なんでしょうね。
次回公演も楽しみです!

開演が少し押しましたが、10名も来ないとは…小演劇界の時間問題ですよね。
遅れるのが通常だからなのか?

あと前説で、道井さんがどうでもよい情報として、
私のメガネは伊達メガネですと言ってました。
これがジワジワきています(笑)

Twitterであとから知ったのですが、
元モーニング娘。の小川麻琴さんが出演していたのですね!
(今頃気が付く(^_^;)
だからモーニング娘。ネタあったのね(笑)
普通にキレイな女優さんだと思っていたよん!

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