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「Don't Look Up」を見て(ネタバレあり) [映画]

ドント・ルック・アップ : 作品情報 - 映画.com
Netflix映画です。
レオナルド・ディカプリオが太っていてもカッコいい。
紅の豚理論ですね。
カッコいいのは雰囲気と中身が大事なのです。
見習っていきたい(外も中身もおじさんが何を言うw)

彗星衝突という地球の危機を察知した落ちこぼれの天文学者と教え子が、
世界中にその事実を伝えようと奔走すると言うストーリー。

メリル・ストリープ演じる女性大統領に危機を伝えてハッピーエンドと思ったら、、
トランプをモデルにしている大統領のスキャンダルやら、
政権の延命のためにこの機器を利用したりと紆余曲折。

政権がダメなら自分達とSNSやTVを使って危機を伝えようとするが、
彼ら自身が陰謀論や破滅論を唱える側になってしまいという、
まさに現在の分断を表しているし、
1次情報でなく、拡散された情報を拡散して、批判のみになっていくという、
今を完全に風刺している。

人々が「Don't Look Up」と「Look Up」に分かれいたが、
最後に人々が見上げたときに、誰もが1次情報が目に入る。
彗星となった隕石が見えたからだ。


<ネタバレ>
そこからがこの映画の本骨頂。
隕石を爆破するために、英雄が1名犠牲になると言うハルマゲドン的なパロディーがあり、
でも隕石の中に貴重な鉱物が見つかり、これを独占すれば米国は安泰ということがわかると、
爆破は中止となり、隕石を分割して落下させる計画が発動する。
まさに米国ファースト。
博士たちが対抗してロケット打ち上げようとするとが、それが爆破事故でオジャン。
(多分、米国の工作によると思う)
そしてIT企業主導で、科学者の査読を受けないまま計画が発動。
その結果隕石の分割は失敗する。。
その失敗の模様も実に面白い。

結果として愛するものと最後を過ごすというテーマになるのね。
後日談として、
大統領たちは二千人が乗れるロケットで地球を脱出して、
冷凍睡眠から目覚める。
ここでも半分だけの人が目覚めていて、爆破の時と同じくの成功率という(笑)
そして新しい惑星で、アダムとイブになる前に、
カラフルな獣たちに襲われるのだった、、
まぁ生き残っても、高齢者の男女ばかりなので、
人口増えなそうで、ある意味人類は救えなかったのかな(笑)

とにかく、報道やらSNSへの風刺が効いていて、
これ現実で同じようなことが起こったら、同じ結果になるのでは?
と思ってしまうわ。

大変面白い映画でした。



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