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オカムラ企画『あしたばのおひたし』 を観て [演劇]

NEXT | okamura-kikaku
【あらすじ】
―私は 古い台所 の、居心地がいい。
春の朝、旧家である青柳家の台所。
今日は長男の妻である佳乃が嫁いで以来、初めて親戚が集まる日であり、宴席の用意で忙しい。
やがて市内で仕事をしている次女優子やお隣で遠縁の柳本香代、いとこの健志ら親族が上がり込んでくる。
進んで都会から嫁いできた女、時代遅れの家が嫌いで出て行った女。
時代が移り変わるときに、古い人間が新しい人間に染まっていくなんてことはなくて、 誰もが自分の中に新しい時代と古い時代を抱えて生きている。
これは佳乃が青柳家に嫁入りしてからの4つの早春の景色。

松葉祥子さん目当てで観劇しました。あいかわらずお綺麗でしたね。

絶対縛られたいマンVS絶対縛られたくないマンの闘い。
縛られるから逃れたい。
逃げられるから縛られたい。

ラストを知ってから、最初のシーンを見るとガラリと印象変わりますね。
あれは、新婚さんが頑張って料理作りますという、微笑ましい光景ではなかったのだから。。
必死の光景だったのだ。

新興住宅地の出身なので、田舎の繋がりが全く実感を持てないが、
少しのことで、地元から弾かれる田舎という閉鎖的なものはなんとなく分かる。

孤高の天才が一人ぼっちでも何故地元に縛られたいのか?
それが彼の世界だからか。
彼から見ると佳代は同じような同志に見えたのか。
でも同じようで本質は全く違っていた。

ラストで声だけで姿を見せてなく、
死んだと思った誠治さんが登場。
あのままラストでもよかったが、誠司さんがパァーッと場を明るく壊して去っていったから、
救われたラストになったかなぁと。

普通とされる大学卒業して正社員で3年勤め出来る人って、1000人の中学生の内、300人らしい。
つまり普通って普通じゃないのだ。
私はエンジニアとして働いてるが、ついていくだけで精一杯で、
でも同期は普通に難なくこなしてる。

そんな事考えた劇だった。



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