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鵺的「天使の群像」を観て [演劇]

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かつて学校が嫌いだった道原さとみは、成り行きで教員免許を取得していた。
小さな商社に勤務していた彼女は倒産の憂き目に遭い、就職難から公立高校に臨時の教職を得ることに。
そこで目にしたのは、あの頃とは少し変わったように感じられる学校の空気と、変わらず社会の歪みを背負わされるかのように存在しているさまざまな生徒たちの姿で……。

2時間半。
なんというものを目撃してしまったのか…
物語とは言え、教師って昔のIT業界より過酷ですね…
IT業界はデスマーチって最近ないので、今の教師が対面してる様々な問題見ると教師になろうなんて、
天使かよと思いますわ…
最初のシーンと最後のシーンでやられたわ…
輪廻なのかな。

団塊の世代、団塊ジュニア世代の昭和世代が消えれば、セクハラもパワハラも消えるのでしょう。
建前だけの世界になりますが、それって米国や欧州と同じになるので、よいのかな。
個人を尊重すれば無責任となり、介入すれば強要と言われる。
なんだこの無限地獄は。。

親の愛、先生の愛、躾、教育。
社会が国が親が先生が誰が教えるのか?
誰もが発信出来るが、その切取りに、文脈はなく、一面だけ。
体罰も行き過ぎた指導もイジメも良くないが、もう何していいかわからないですね。
全部AIに任せる日が近いかも。

ステージ上の壁が鏡ばりになっており、さらに床も壁も水平でなくて、
斜めに傾いていて不安定になっている。
そこに様々な立場の先生、様々な生徒が一緒になっていて、
劇中で指摘のあったような水槽なようになっている。

予備校講師の林先生が小中の同級生なんてクソだと言っていましたが、
まぁ性質も知識もバラバラの子供がただ地区が同じだからと一緒にすれば、
軋轢が生まれるよねと思い出した。

私も学校が嫌いだった。
社会人になってからの方が生きやすくなった。
あの空間はなんだったと思う。
が故に、社会人になってから外洋を知り、思想もない、
さとみ先生が生徒を救う聖職者になって欲しい。
それは茨の道だけど。。

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