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キャラメルボックス「彼の背中の小さな翼」を観て [演劇]
キャラメルボックス
「彼の背中の小さな翼」
http://www.caramelbox.com/stage/acoustic2013/
夏が始まったばかりのある日。
イラストレーターの芝山かさねのもとに、離れて暮らしていた父・颯介が亡くなったという知らせが届く。
颯介は人付き合いの苦手な、売れない画家だった。
20年前に家を出ていき、それからどこで何をしていたのか、かさねはまったく知らなかった。
颯介の荷物を引き取るため、姪・理衣と一緒に海辺の街へ向かうかさね。
颯介が住んでいた家を訪ねてみると、見知らぬ少年・優太が二人を迎えた。
優太は1年前から颯介と共に暮らし、絵を教わっていたという。
しかし、優太が描いた絵は一枚も見当たらず、不審に思うかさね。
すると、理衣が優太の特殊な才能に気付く。
それは人にかけられた言葉を、一言一句、正確に思い出せること……。
評価は、星4つです。
★★★★☆
出演者5名というキャラメルボックスにしては、
とても少ない構成でありました。
それを感じさせない演出というか、
結果として5名だったんだと思いました。
才能と縁故。
片方はそれを拒絶、片方はそれに依存。
同じ血でも受け取り方の真逆の二人。
とても初回にぴったりな青い空を見ているような、
そんな物語でした。
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