スポンサーリンク
ハイリンド「きゅうりの花」を観て [演劇]
とある過疎地の青少年文化センターの活動室。
村おこし会議の為に集まった青年会の男女七人。
ライバルの隣村に対抗すべく
出されたアイディアは
古くから伝わる民謡を――。
旗揚げ公演にて土田英生氏の名作
「―初恋」を上演したハイリンドが
4人揃ろい踏みでお送りするのは
土田氏の代表作「きゅうりの花」。
いち、2年ぶりに~♪
さん、4人そろう~♪
ご、ろく、ななで
8いりん10~♪
ソレ、ハイリンド!!
評価は、星4つです。
★★★★☆
風琴工房の「hedge」という作品で、
多根周作さんを知り、ハイリンドを知りました。
興味があったのですが本公演は見たことがなく、
今回が初めての観劇となりました。
案内紙を読んだら、
なんとTHE NEXT GENERATION パトレイバー第1章に、
出演したという山口森広さんがいまして、
ちょうど映画を見てから観劇したので勝手に運命を感じました。
当日券で観ました。
補助席だったのですが色々あって、
指定席になりましたが、
なんかトラブルがあったらしく、
開演時間が15分くらい押してましたね(汗
パンフレット読んで、きゅうりの花の意味が分かりました。
きゅうりは雌花に雄花の花粉が付かなくても実が大きくなるとのこと。
田舎の音頭の歌詞に30過ぎても独身男は山に捨てられるというのがあって、
なんとも厳しい土風があったり、
田舎の閉鎖的であるが、一旦根付いたら温かいという、
某TVの人生の楽園の裏側はこうかもと思ったり、
田舎暮しの闇を感じました。
新参者は根付き、古参が故に耐えられない事もあると、
牧歌的でないのが面白かった。
確かにあんな事をしてしまって、
拒否されたらあの狭い世界に居なければならない(役場の人)ならば、
きゅうりの花は散るしかないのかなと。
ラストのあのふざけた踊りが鎮魂になる悲しみ…
Facebook コメント
スポンサーリンク
コメント 0