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JACROW『パブリック・リレーションズ』を観て [演劇]

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次回公演 - JACROW Official WebSite
広告代理店やメーカー広報部を退職して集まった5人がPR会社を起業、100人以上の社員、100憶以上の売上という大きな夢を掲げ船出する。
しかし、経営的になかなかうまくいかない中、追い打ちをかける出来事が起こる。
決まっていたビジネスがとん挫したのだ。
途方に暮れるCEO富野を前に、なんとかすると息巻く久美子と翠。
ふたりは富野の元カノであり、今カノだった。
そして久美子はそのビジネスを再び決めて帰ってくるのだが・・・

2022年の観劇初めはオンラインでした。
本来ならば昨年Bキャストを見るはずだったのですが、扁桃炎になり断念した公演のオンライン配信を観ました。

OPは、クインテットPRが五人で誕生したシーン。
希望に満ち溢れ、なんでも言い合える関係にしようと利用の企業像を表す。
ラストシーンは、残った江渡と代表の富野の二人の会話。
江渡は何を言っていなかったのか?あれかな?と思ったけど答え合わせは胸の中で。
OPでは眩しかった会議室が、EDでは富野だけのスポットライトになり、暗転する。
その後のクインテットPRは描かれていませんが、きっと腕時計をはめていたので、
時間が動きだしたのだと思う。

久美子と翠。
元カノ今カノという対立より仕事論の対立が軸かなと思った。
それは裏切り者であった古元とテレビ局のAPも同じく、
接待と人脈という古い慣習の仕事と、
データと理論という新しい仕事。
どちらの優劣は分からないが、
一方は有効な時があり、無効な時がある。

プロデューサーが語った、一夜を共にしても仕事に関係ないが、
本当なのかどうなのか、それが糾弾されるべき時代ではあるが、
それで救われたのがクインテットPRであるが、
久美子が身体を売った営業していないと言って、
翠はそれを認めないと言う。
事実はプロデューサーが語っているが、、

確かに今後、同じことを求められたら、、というリスクがあるが、
会社を救う、かつての彼を救うとしたら、、

しかし、そんなプロデューサーが結局頑張っている人中短ガールAPを評価しているのが、
また仕事とモラルと天秤じゃないノンフィクションを表しているようで難しい。

これまたBキャストで見たかったかな。
久美子が福圓美里さんだと、もっとドギツさが出たかも。


終演後のトークでは、ヤナトーーークと題して、みんなの谷仲さんへの愛が溢れていた。
それにしてもタイトルコールを間違えていたのは、笑いました。
そういえばタイトルコール無くなっていたのですね。言われて気がつきました。
谷仲派が最大派閥になる日も遠くないか(笑)
僕は人中短ガールズ派です(笑)




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