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鵺的『デラシネ』を観て [演劇]

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私の中の山縣有朋公こと佐瀬弘幸さんが唯一の男性の出演者であり、圧倒的な圧で巨匠を演じてた。
あの集団に入ったら誰でも「おかしい」と違和感を持ってもそれがおかしいとなってしまう恐怖。
昨今の演劇界でもあり、日本の多くの団体の姿かもしれない…

タイトルは根無し草を意味してるが、劇中での回収は流石!
師匠が弟子を潰すか!という点は芝浜など残した三遊亭圓朝が優秀で、師匠や同僚が得意ネタを寄席で先に演り、
圓朝が演じるものがなくなったので、今も残る芝浜などの新作を作ったというエピソードを思い出した。
妬み怖い…

芸術という抽象的な世界は徒弟制もあるだろうし、演出家と俳優もそうだし、脚本家も様々な制約があるのは高木さんの実体験なのだろう。
説明台詞が多いとか、テロップが多いって試聴者が馬鹿になってきたせいなのね。
そのうち倍速視聴にあった脚本がうまれるのかしらね。

タモリ倶楽部のテロップは2つまでとか、昔の深夜番組の説明もなく大人が対談してるものとか、分からないけど見ちゃうものって好きだな。
最近の縦読みマンガやスマホ小説も新しい巨匠を産んでいくのだろう。
一視聴者として腰を据えて(根張って)見応えある物を見たいものである。

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