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扉座「解体青葉茶」を観て [演劇]

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劇団扉座 第70回公演 劇団創立40周年記念 『解体青茶婆』
【あらすじ】
明和八年(1771年)小塚原の刑場で、青茶婆と呼ばれた毒婦が斬首されます。
養育費目当てで幼児を引き取っては殺していたという希代の悪人です。この鬼婆の死体が、我が国の医学の発展に寄与することになりました。
蘭学医・杉田玄白、前野良沢らは人体内部の観察が不可欠であると知りつつも、漢方が正統とされたこの時代、その機会が得られませんでした。
それが青茶婆の死体に限って奉行所より珍しく腑分けの許可が下り、その見聞が解剖書『解体新書』の翻訳出版という偉業に繋がっていくのです。

扉座の公演は、最近つかこうへい的なものしか観ていなかったので、
今回のドストレート演目に心揺れた。

バイオリンの生演奏が舞台を彩ります。
ラストの演奏で会場で手拍子。
心躍りました。

解体新書なので江戸時代の話なのに現代のコロナ禍やジェンダーが透けて見え、
更に40周年の劇団が既成の演劇壊してやる!的な決意も見えた。

蝋燭灯火が命のように消えては付いて消えていくが想いは消えないのだ。



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