SSブログ

スポンサーリンク


花形講談特撰会 神田松鯉・旭堂南海 二人会を観て [講談・落語]

IMG_1557.jpeg
神田伯山襲名披露公演ツアーで神田松鯉先生の講釈を聞き、
もっと聞きたいと思って、二人会に参加しました。

・旭堂一海「太閤記 三献茶由来」
上方の講釈士は初めてです。
まずは前座さんの一海さん。
石田三成が太閤殿下に拾われる所ですね。
後の話と繋がっているってことですね。

・田辺いちか「安政三組盃 間抜けの泥棒」
伯山TVでスーパー二つ目と言われていた、いちかさん。
初めて見ましたが、お美しい。
これはファンがたくさんいるはずです。
見た目と違って、緩急効いたパワフルはお話し方。
これは泥棒が骨抜きにされるわけだと納得の演目でした。

・神田松鯉「水戸黄門記 雁風呂由来」
ためになる公爵とはこの事。
話し方がわかりやすい。沁みる話でした。

・旭堂南海「関ヶ原軍記 大谷刑部の最期」
前座さんとの連携プレーなのか、石田三成も出てくる関ヶ原軍記。
ここでも西軍が勝てるかもと思ったけど負けた、、
大谷刑部の雄大さがわかるお話でした。
初めて聴く南海先生ですが、上方の上品さと優しい語り口で好きになりました。

・旭堂南海「藪井玄意」
薮医者の語源かもの医者さまのお話。
恩返しの下りが面白かった。

・神田松鯉「赤穂義士銘々傳 赤垣源蔵 徳利別れ」
冬は赤穂義士伝。
松鯉先生の枕で、本伝、銘銘伝、外伝とあるのを初めて知りました。
初めての徳利別れ。
笑いもあるけど、本質的には最後の別れに一度も両者が会っていない悲しい話なんですよね。
思いは通じ合ったかもしれないが。

最後は松鯉先生が入口で、お見送りしていただいて、
人間国宝に送り出してもらう至福でした。




スポンサーリンク


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:芸能


スポンサーリンク