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イキウメ別館カタルシツ「地下室の手記」を観て [演劇]

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世間から軽蔑され虫けらのように扱われた男は、自分を笑った世界を笑い返すため、自意識という「地下室」に潜る。世の中を怒り、憎しみ、攻撃し、そして後悔の念からもがき苦しむ。終わりのない絶望と戦う元小官吏のモノローグ。

評価は、星3つです。
★★★☆☆

ドストエフスキーの原作を全く知らないのですが、
同じようなモチーフを下敷きしているとしたら、
屑男の話ですな(笑)

以前は二人芝居だったものを安井順平さんの一人芝居になっています。
これニコ生を知らないと面白さ半減な気がします。

原作は本を出版する事で世間に訴えたけど、
今作はネットに公開することで同じカタルシスということなのか。

とにかく恥ずかしい男の独白、
いやニコ生放送に付き合う時間でした。

そこには愛が溢れていた。
女性は本当にいたのか?
女神だったのか?

それよりも安井順平さんが2時間近く、
一人芝居を成立させる力が凄いと感じた。

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