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「其の女」~渋谷はるか一人芝居~を観て [演劇]

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Nana Produce
STORY
1945年8月6日、広島で原爆によりケロイドを負い、十年後、その治療の為に渡米した二十五人の女性たち。
日本のマスコミは彼女たちを『原爆乙女』と呼んだ。乙女の柔肌に刻み込まれたケロイドは、治療してもなお体に残り続け、彼女たちを苛んだ。
二十五人のうちの一人『弘子』。
ケロイドと苦悩と共にあり続けた彼女は帰国後どう生きたのか?
その結婚、出産、そして成長していく子供との軋轢。
被爆から数十年を経て、彼女の到った境地とは?
あの時代の広島を生きた一人の女性の、悲しみと喜びと愛情の物語

一人芝居のフェスティバルなどで観たことあるが、
ここまでセットが立派一人芝居は初めてだし、
ライトや小道具がちゃんと、主人公以外を表現するのも初めてだった。
その為なのか、一人芝居なのに相手がいるような感覚を持った。

個人的には記者さんを劇チョコ劇団員で、声が岡本さん、身体が浅井さん、顔が西尾さんというキメラで想像してました。

On7「その頬、熱線に焼かれ」を観てましたので、あの弘子さんか!
と彼女を含めた原爆乙女が米国でどんな出会いと別れをしたのを観ていたので、
帰国後はどうなったの?という好奇心と、
弘子さんのその後を追体験して、奪われたものは奪われたままであると改めて認識。
でも息子さんとのやり取りや旦那さんがいたことなど、
普通の当たり前のことが、どんなに輝きを持っているのかを教えられた。

一人芝居で80分もあるがダレ場がなく、一気に見た。
数十年経っても日本人のルッキズムは変わってないので、弘子さんの生きづらさは想像を絶する。
米国に残った原爆乙女は必然だろう。
原爆が被害者を殺し続ける。
なんて兵器だろうか、、
ヒロシマサミットの共同宣言は良いものだと思っていたが、
被爆者の目線から見ると批判もしたくなるのだろう。。
難しいね。

何はともあれ、
渋谷はるかさん素晴らしかった!

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