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JACROW「ざくろのような」を観て [演劇]

#33「経済3篇」 - JACROW Official WebSite
『ざくろのような』(初演2015年/再演2019年)
鶴屋南北戯曲賞ノミネート/テアトロ新人戯曲賞受賞
上演時間:約1時間50分
あらすじ:経営危機の会社で働く技術者たちの話。
それでも研究開発に没頭する日々だが、大手企業への吸収合併が決まったことで、トップエンジニア野間に中国企業からヘッドハンティングの声が掛かる。
一方、会社は生き残りをかけ、ある開発を野間に依頼するのだった・・・

初演再演観ており個人的に初演を超えて最高でした!
野間と蔦の討論は相変わらず見応えあり。
討論シーンは初演の印象が強かったけど、今回の討論はよかった。
ラストも戦争でよかった。
会社とは組織とは?何だけど結局は人なんだよねと。
嫉妬と憧憬のジレンマ。
それはザクロのような。

初演から8年。
バッテリーの重要性はますます高まり、セクハラパワハラは減り、
働かないおじさん達も減り、中国の勢いは少し落ちた気がする。
それは時代が良くなったのか?それとももう周回遅れだからなのか?
僕が副部長に近い年齢になったからか?
ビジネス劇の最高峰でした。

タイタニックの例え話が良いですよね。
野間と蔦と鈴木副部長の答えが本音だとすると、何がその後の行動を変えさせたのか?そのしがらみは?とね。
今のテレワークが当たり前になると野間夫妻の答えの重さも変わっていくかも。
リモートワーク前提の中途採用ありますからね。

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