パラドックス定数『プライベート・ジョーク』を観て

パラドックス定数
1年9ヶ月ぶりのパラドックス定数。
そんなに空いてたのか、、
その前が毎月観てたから、そんなに空いてる気がしなかった。

今回の演目は再演なんですね。
13年前の初演は観てません。

ラストの捌け口が２人組とトリオで違うのは、そのまま辿った道を表してるのかな。

途中の映画の映像を流してるような表現や、
老いたり、若返ったりするところは演劇ならではですよね。
映画でもテレビでも表現出来ない演出。

僕が観てたのはドキュメンタリーだったのか、それとも物語だったのか…

年長者の言葉は時に若輩者の進出を阻害、
または時代にズレた価値観で老害と化すのだけど、
人間の根幹に関しては時代は変わっても変わらないので適切な言葉になる。

でもそれを知るのは若者が歳をとってから…気づいた時はジョークのように時が過ぎてる。

他の人の感想読んで気がついたけど、登場人物の固有名詞が一切ない。
それで成立してたのか、、びっくりである。
あとスペインでピカソのモデルにした人は居ると理解したけど、
余計な説明はなく、物語を観てなんとなく察する感じなのは流石ですね。

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