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「止められるか、俺たちを」を見て [映画]

「止められるか、俺たちを」予告編 10月13日公開
Netflixにあったので見ました。

感想は劇場で見なくてよかったなと(笑)

1960年から70年代の物語なので、
どうしても新宿の古い街並みを歩いてても、
現代の風景が透けて見えてしまって、
それで興が覚めてしまった。

でもあのオープニングで、わざと現代の風景を感じさせるのは、わざとかな。
これは御伽噺だよという宣言かな。

門脇麦は本当に女っ気がない女性を演じてましたね。
ベットシーンでもそれは感じた。

門脇麦演じるめぐみは、男の中で助監督をして、監督作品も低空飛行、
そんな中で女として気づきが、絶望を生んでいくラストはもの悲しい。

ただ若松孝二の作品を見たいと思った。
それ以外は「時代の熱」を感じたけど、
私はこれに憧れることもなく、
ただこんな時代があったのねと思うのみ。

そう考えると現代に撮影してるのに、
あの当時の空気を閉じ込め表現出来てたので、
それは凄かったのか。




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「罪の声」を観て [映画]

2020-11-03T17:45:21.JPG
映画『罪の声』公式サイト
映画の罪の声を観てきました。
140分の作品です。
原作は未読で、コミカライズ版のコミックを読んでます。

なのでコミック版との違いを感じて、
なるほど野木脚本だなぁという感想です。

ネタバレです。

子供たちが脅迫文を読み上げたテープの「声」は、罪の声です。
それがラストで救いの声になるのが野木脚本だと思いました。

あと真犯人である叔父の正義。
そして原作とは違う?母親が事件に関与しており、星野源さん演じる俊也とのやり取りで、
動悸を語ります。母親の正義。
そして母親は俊也に謝りません。
涙を流して後悔してるのでしょうが、
それでも母親にとって大切な父親の仇を取る方が重要だったと、、
叔父と同じ正義を貫き亡くなっていきます。

3人の子供を犠牲にした正義。
でも正義の鉄槌を下した側は、それでも正義だったと信じる(肉親の仇)しかなく、
やるせなくなります。

そして小栗旬演じる阿久津が事件記者を辞め、報道に疑問を呈していくのも、野木脚本らしかったです。

一方的な正義なんてものはなく、主観的な当事者たちがそれぞれの正義をもち、
それは悲しくも相容れないから、悲劇が起こったのだと。

そして、一番の犠牲者は生島一家。
望の安否だけは気になりました。

新感線の高田聖子さんと橋本じゅんさんがいい演技してました。
片方で泣かせ、片方で笑わせてもらいました。

そして生島総一郎を演じた役者さんの宇野祥平さんは画像検索した結果と異なる風貌で、
35年間逃げてきた総一郎を表現してました。

確かに彼に声を使われたあなたはどういう人生でしたか?
と聞かれたら、俊也は何も言えないはずです…
星野源さんの反応が全てでしたね。

フランス映画ならラストシーンはカットしてましたかね。
日本映画らしい余談だと思いました。

あと市川実日子さんと結婚したいです(笑)




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「ファヒム パリが見た奇跡」を見て [映画]

映画「ファヒム パリが見た奇跡」

映画『ファヒム パリが見た奇跡』予告編
わずか8歳の時に母国バングラデシュを追われたファヒム。母親と引き離され、父親と二人でたどり着いたのは、フランス・パリだった。亡命者として政治的保護を求めるも、言葉も文化も違う異国ではなかなかうまくいかない。そんな時、故郷でチェスの天才と呼ばれていたファヒムは、フランス国内でも有数のトップコーチであるシルヴァンと出会う。国籍も年齢もかけ離れた師弟は、ぶつかり合いながらも、次第に友情を築いて行く。しかし、一方でファヒム父子の亡命は認められず、強制送還の危機にさらされることに・・・。解決策はただ1つ。ファヒムがフランス王者になることだった―。


フランス映画らしいなぁという感想。
(フランス映画みたことないけど(笑))
若いファヒムは最初は母親と別れ悲しみにくれるが、
チェスの学校に行き、若さゆえの順応さでどんどん言葉を覚えていく。
父親は祖国で迫害を受ける為に亡命しようとフランスに来たが、
仕事探しも難航、言葉も分からず、そんな姿に子供のファヒムは不満を露わにする。
ここが悲しいけどリアルさを感じた。
日本映画なら音楽を沢山かけて、意地悪なライバルをもっと強調したり、
ラストも盛り上がらせるのだろうが、
フランス映画は、そこは淡々として面白い。
悲劇も喜劇も観る側に感じさせる演出。

ラストもさっぱりしてるのがいい。
最後に本物のファヒム達が映るのだが、
そこがまた実話としてのリアルさを増してた。
コーチもそっくりだったね(笑)

日本の将棋界では同じ話は起きないだろうなぁ。





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『アルプススタンドのはしの方』を見て [映画]

映画『アルプススタンドのはしの方』公式サイト
ネットで話題になってた作品で、
歩いて行ける場所に映画館があるのと、
予約した時に150席のキャパで4席しか埋まってなかったので見に行きました。
映画館がクラスターになってないのが幸いです。
でも電車で映画館までは行く気がしないのです。。

映画『アルプススタンドのはしの方』予告編
とても演劇的でした。
それはそのはず。もとが高校演劇の脚本だったから。
あとこれを元に商用演劇になってたのですね。

「しょうがない。」
がキーワード。
言った側、言われた側。
そのまま諦めるか、諦めないか。
それぞれの答えを導き出す。
一試合のアルプススタンドの端の方で繰り広げられるのは、人生の戦い。
学生にとってはほんの短い時間帯だったろうが、
それがきっとターニングポイントになったのだろう。

「しょうがない。」
このコロナ時代に見るとより切なくなる。
でもコロナ時代だからこそ、この言葉の重みが増してる。

ぜひ見て欲しい映画です。




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‪Netflixで「ホームレス ニューヨークと寝た男」を観て [映画]

‪Netflix「ホームレス ニューヨークと寝た男」
https://www.netflix.com/title/80067907?s=i&trkid=13747225&t=twt
吹き替えなしの字幕オンリーですが、面白かった。

見た目はホームレスでない。
50代のフォトグラファー、俳優の男性のドキュメンタリー。

仕事はある。容姿はいい。
なんならスポーツジムで鍛えてる。
友人、肉親もいる。
ただ家がない。
ニューヨークのビルの屋上に不法に寝泊りしてる。
ビニールと毛布にくるまって…

ニューヨークという街に華やかに生活しつつ、寝床は切ないホームレス姿になるギャップが凄い。
月のお金の使い道を聞いてるシーンあるが、それだけあればどこか泊まれるような…
でもニューヨークはきっと家賃が高いのでしょうね。

この映画の後に彼が有名になったかが気になる。




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「ジョーカー」を観て [映画]

映画『ジョーカー』オフィシャルサイト
丸の内ピカデリーのドルビーシネマで鑑賞しました。
IMG_7797.jpeg
気をつけてくださいね。
このドルビーシネマは会場が異なるんですよ。
出入口が丸の内ピカデリーの裏側になります。
そこからしか行けないので、間違えた場合は一回外に出ることになります。
座席は皮張りで座席は深く、前の人の頭がギリギリ見える感じ。
たとえ前の人が上映中ずっとスマフォを見る気狂いでも、
後ろからは光は見えにくので大丈夫かと、、
真横の場合は諦めましょう、、あいつ8割見てたけど、
かわいそうにジョーカー理解できなかったのだろうね。。

ジョーカー観るとジョーカー化する!みたいな話があって染まったらどうしようと思ったが、
アーサーほど、私は不幸な境遇でもないので大丈夫でした。
影響うける共感するアーサーと同じ境遇、生活レベルの人は、映画館に来られない気がします。
恐らく映画館の料金が安い米国でも同じかと。
それが故に、これをTVで放映したら、心に響く人は居るかもしれませんが…
その時に映画と同じようなゴッサムシティになると思います。。

ジョーカーでアーサーが見る夢はささやかなことなんだけど、それが叶わないから絶望する。
さらにどん底の生活の土台が脆く崩れ去り、そこから自分を取り戻すんだけど、それもまたどうなのよ?という感じになり、
幸福ってなんだろうと…

母親のカラーに染まった部屋はある意味監獄で、自分色に染める事は汚す事で…
自分を取り戻すアーサーはジョーカーになる。

この物語はジョークかもしれない。
悪い冗談(笑)
では済まされないのは、両親を殺された幼き日のバットマンかもしれない。
彼の物語だけは真実なのだから。






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「空母いぶき」を観て(ネタバレ) [映画]

2019-05-27T21:44:20.jpg
『空母いぶき』第二弾予告映像【90秒】(5月24日 全国ロードショー)
予告が一番良いパターンの映画かな(笑)
男の子としては、最終決戦してからの停戦をして欲しかったが、
劇中で語られるように五分五分なのが良いということなのでしょう。

原作の空母いぶきからはかなり乖離している。
要は原案という感じだった。
ただ、西島秀俊演じる秋津だけはかわぐちかいじの世界のキャラだった。
そう沈黙の艦隊の海江田や空母いぶきの秋津など、
自分の信念に忠実に従い、一切迷いがない顔。
あの漫画の顔が的確に表現されていた。

玉木宏が艦長な護衛艦を潜水艦で破壊するなんて、逆真夏のオリオンやってくれた(笑)

佐藤浩市演じる垂水総理は、安倍総理を病気で揶揄したと炎上したが、
実際は馬鹿にしてるわけでなく、恐らく戦争をしてはいけないと断固として、
迷う総理を演じるにあたって、安倍総理をモチーフにして、
彼にそんな台詞を言わせるという反体制的な皮肉的な事をしたんだと思った。

個人的には押井守版を観たくなったが、コンビニシーンが、
竹中直人が立ち食い蕎麦屋の店員で、
ここが戦場の後衛なだけで、戦争は始まってると語りそうなのでダメだろう(笑)

専守防衛って現代戦では不可能とシミュレーションされた映画だと思う。
東亜連邦とか三流国の古い兵器だから相手に出来たけど、
米国なみの最新兵器相手なら、初戦で全滅だっただろうなぁと。

柿沼が折角生き残ったのに、敵の捕虜に殺される必要性が無理矢理感があったかな。
彼の家族の恨みは、あんな本田翼の言葉には虚しく届くはず。
ということは、初戦で落とされた偵察機、破壊された護衛艦の乗組員。
そして撃墜した相手の東亜連邦の兵士の家族も同じ事を思うわけで、
憎しみの連鎖を理性で止められるのか?
このネットや報道の現在の状況では、戦いを焚きつけるのではと思ってしまい、
戦前と変わらないねと思った。

最後、本田翼の動画によって世論が動くが、あんな映像で、
平和ボケした日本人だけ感動するのではと思うのです。

ラストは国連が介入するが、ウクライナとロシアを見れば解るとおり、
国連なんて無力なので、実際はどうなるやら。
(原作でも安保も国連も無力…)

関西弁の護衛艦艦長が楽しかった。
本田翼の寝顔が可愛かった。
玉木宏、中井貴一の無駄遣いというのが、
この映画の感想であった。






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映画『恋は雨上がりのように』を観て [映画]

映画『恋は雨上がりのように』公式サイト
高校2年生の【橘あきら】(17)は、アキレス腱のケガで陸上の夢を絶たれてしまう。偶然入ったファミレスで放心しているところに、優しく声をかけてくれたのは店長の【近藤正己】(45)だった。 それをきっかけに【あきら】は、ファミレスでのバイトを始める。バツイチ子持ちで、ずっと年上の【近藤】に密かな恋心を抱いて……
【あきら】の一見クールな佇まいと17歳という若さに、好意をもたれているとは思いもしない【近藤】。しかし【近藤】への想いを抑えきれなくなった【あきら】はついに【近藤】に告白する。【近藤】は、そんな真っ直ぐな想いを、そのまま受け止めることもできず―
真っ直ぐすぎる17歳、さえない45歳。ふたりに訪れる、人生の雨宿りの物語。

最近、おじさんとか年上男子と女子高生の物語と多いので、
同じものかなと思っていたのですが、
これは違いました。

単純なおじさんと女子高生の恋愛でなく、
傷ついたものの再生の物語になっていました。

橘あきら役の小松菜奈が素晴らしい。
あきらとしての存在感が凄い。
小松菜奈無双という表現を見かけたがその通りである。
走る姿が美しく、バイトしても美しく、凛とした姿が尊いのである。

相手役の近藤店長の大泉洋もよかった。
流石のコメディシーンと誠実で男を感じさせない演技が良かった。

パンフレットで小松菜奈は恋愛に年齢は関係ないと語っていたが、
バイト仲間の女子高生西田ユイ役の松本穂香が恋愛は同じ年代がいいなぁと語っていたのが、
実際のところだよなぁと思った(笑)
映画館で隣の女子高生コンビが映画見ていたが、
大泉洋ではキャーと言わず、予告編で竹内涼真とか高橋一生でキャーと言っていたので、
それがリアルだと思った(笑)

まぁこの物語ではおじさんと女子高生の恋愛が肝でないのだ。
立ち止まって雨宿りした人が、雨上がりにどうするのかなのだ。

印象に残ったのは、
店長の学生時代の友人であり人気作家となった九条ちひろ役の戸次重幸とのシーンだ。
実際に大泉洋と戸次重幸は学生時代からの友人であったので、
二人が10年ぶりにあって飲み明かすシーンなどの説得力というか雰囲気がよかった。
かたやファミレスの店長、人気作家と学生時代に小説を書きあっていた二人の現在の姿に、
どこで差がついたのかと思わせて「大人」の差を見せるのだけど、
九条が「俺たちは大人じゃない、同級生だ」という今も変わらない友情を見せるシーンが、
とても良かった。

ラストシーンの店長とあきらのやりとりが、
未来的にどうなるかわからないけど、
お互いに立ち止まっていたが、また歩き出す姿がとても美しかった。

これは何度もまた観たい映画である。


このオープニングシーンの小松菜奈は素晴らしい走り。
映画のシーンを見てまた感動を反芻する。


オリジナル・サウンドトラック「恋は雨上がりのように」

オリジナル・サウンドトラック「恋は雨上がりのように」

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2018/05/23
  • メディア: CD





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「ラーメン食いてぇ!」を観て [映画]

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映画『ラーメン食いてぇ!』公式サイト


あらすじ
ラーメン作りのベストパートナーだった妻を亡くし、店を畳む決意をしたラーメン店店主・ 紅(石橋蓮司)。新疆ウイグル自治区でのテレビ取材中、事故に遭い、一人荒野を彷徨う羽目になった料理 研究家・赤星(片桐仁)。心ない高校の同級生の噂が元で、自殺を考える女子高生・茉莉絵(中村ゆりか)。一 杯のラーメンが、こんな 3人を思わぬ形で結びつけ、変えていく。


現在は福岡県のユナイテッド・シネマ キャナルシティ13で上映中です。
木曜までみたい。観たい方はお早めに。

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かなり原作に忠実です。
というか原作のままかな。
そして原作者の実家の中華料理店がロケ地なので、
ある意味原作通りとなります。

キルギスの自然が雄大で、ちょっと見とれてしまいますね。
食しか考えなくなるかも。
映画を観た後は塩ラーメンを食べたくなるのは間違いない。
イメージ的にはくじら食堂の塩ラーメンに近いかな。

あと主役の二人の女子の食べる姿に癒されますし、
お決まりの青春ものをラーメン作っている姿から感じる不思議な感じ。
観たあと元気になるし、お腹も空くのでいい良い映画でした。

ラーメン食いてぇ!



ラーメン食いてぇ!(上) (イブニングKC)

ラーメン食いてぇ!(上) (イブニングKC)

  • 作者: 林 明輝
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/04/23
  • メディア: コミック



ラーメン食いてぇ!(下) (イブニングKC)

ラーメン食いてぇ!(下) (イブニングKC)

  • 作者: 林 明輝
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/04/23
  • メディア: コミック












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『ブレードランナー2049』 を観て [映画]

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映画『ブレードランナー2049』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ映画『ブレードランナー2049』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

前作から30年。
ハリソンフォードももちろん前作の役で出演。
ハリソンフォードは過去の作品の落とし前をつけるのが宿命なんですかね(笑)

前作はレプリカント(人造人間)と人間とは?
という人間とはを考えさせる内容でした。
人種というか人を超えた愛という物語だと思っていましたが、
今作のブレードランナー2049は、さらにレプリカントとの関係だけでなく、
人工知能との関係も取り上げられていて、この時代ならではのアクセントがついていました。
(前作と関係動画は絶対に見たほうがいいです)

人を殺したレプリカント。
人の命を助けるように命令された新しいレプリカント。
その制約を取られた新しいレプリカント。

レプリカントと人類の新しい関係を示しつつ、
人口知能が語った言葉は、プログラミングされたことなのか、
それとも進化した結果なのか。

それはまた30年後の続編に答えが出されるのだろう。


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