東北・関東大震災

地震に遭遇したのは、職場にいた時でした。
9階建てのビルの9階のトイレにいた時です。

ちょうどミーティングが終わって、
ジュースを買いにフロアの外に出て、
ジュースを買った後にトイレへ。

そこで揺れを感じたのですが、
最初は目眩だと思っていました。
ふらふらと壁伝いに廊下に出ると、
廊下の屋根からホコリが落ちているじゃないですか。
？？？となっていると、激しい揺れが！
そこで初めて地震と認識しました。

ビルとエレベーターの建物が別になっていて、
渡り廊下で繋がっているのですが、
その繋ぎ部分が、凄い音を立てて軋んでいました。
トイレはエレベーターの建物にあって、
このままでは渡れなくなる思って、
ジャンプして、本体のビルに移動しました。

振り返ると、渡り廊下の天井が割れて、
スプリンクラーが誤作動を始めて、
水が天井から溢れてきました。
そこで、立ってはいられないくらいの揺れで、
床に這いながら近くのレストランのホールに逃げ込み、
椅子に掴まっていました。

揺れが治まったので、自分のフロアに戻りました。
自分の席は、栄養ドリンクの箱が倒れて、
ドリンク剤が飛び散っていました。。
みんなに拾ってもらいましたが。
恥ずかしい。。

そこで、フロアの大半の人間は座ったまま仕事を続けており、
私たちの島の人間だけ、立ってHPを見たりして、
どうするか協議していました。
半分の人は、ひとまず外に出ると言うことで、
外に出て行き、私は席に座って残務整理をしようとしていたら、
2回目の揺れが。。
座席の下に潜って地震をやり過ごすという、
生まれて初めての経験をしました。

そこで、ビルの管理会社からビルからの退避命令があり、
一変してフロアから全員退去となりました。
外に出ると人の群れが。

避難場所は、北の丸公園ということで、
そこまで移動しました。
鉄道は止まったままなので、
公園で4時間ほど過ごした後に、現地解散となりました。

私は後輩の行きつけの店に避難するという事になり飯田橋へ。
終電まで粘りましたが、電車が動かずで、
帰宅困難者を受け入れてくれる施設に移動しました。

東京理科大にお世話になることになり、
入り口で記帳して、教室へ。
教室には、学生達がいっぱいいて、
サラリーマンの私は、端っこへ移動。
やっと寝床を確保して、一安心した次第です。

ここまで、震度3から4のずっと余震がありましたが、
この頃には、完全に慣れてしまいましたね。