時間堂『人の気も知らないで』『ヂアロオグ・プランタニエ』を観て

時間堂レパートリーシアター in横浜【2016.2】 『人の気も知らないで』『ヂアロオグ・プランタニエ』

評価は、星4つです。
★★★★☆

『ヂアロオグ・プランタニエ』

「―あの方ね、あたしたち二人のうち、どつちかを、思つてるのよ。」　一人の男をめぐる、女同士の恋の駆け引き。岸田國士の隠れた名作短編。

こちらもある意味、人の気も知らないでなお話。
確信ってどうやったらもてるのかなと考えながら見てた。
確かなものって自分にしかないのかも。
それすらもわからなくなるから困るんですが(^_^;

『人の気も知らないで』

交通事故で入院中の同僚を見舞った女３人。他人の痛みと自分の痛みと、カラダの話。

面白かった！
会話だけの一場面なんだけど、明かされていく過去や事実に笑ったり、悲しくなったり本当になんと言えばわからなくなる感じ。
立場や位置によって変わる正しい在り方、視点に翻弄され、人ってやつはと考えてしまった。


やっとこレパートリーシアターに初参戦。
隙間時間を利用して遠征したかいがありましたわ。
途中、誤って三田で下車して、駅から走って辛かったのは今はいい思い出（笑）
二作品ともに会話だけの一場面なんだけど面白い。
3月と4月にまた同じ作品を上演するのでまた観たい！