第25回 宝井琴調 封印切の会 文芸講談集大成第十三弾を観て

第25回　宝井琴調 封印切の会 文芸講談集大成第十三弾
第25回とのことですが、初めての参加です。


初めてのお江戸日本橋亭です。
靴を脱いで会場に入ります。

宝井小琴『鍋蓋試合』
神田派が持っている宮本武蔵とは違って、
宝井派が持っている宮本武蔵が私たちが知っている宮本武蔵に近いんだよねと、
そんなことを思い出しました。
それにしても小琴さんはお綺麗ですね。
これは人気出そう。

三遊亭ふう丈『笑いの空気清浄機』
師匠やら手品師の方は分かりませんでしたが、
笑いましたね。新作系の落語家さんなのですね。

宝井琴調『野狐三次　木っ端売り』
のちに火消しのまとい持ちになる三次の少年時代のお話。
羊羹を食べたくなりました。江戸の人情が染みる。

三遊亭歌奴『片棒』
ふう丈とは反対に古典の正統派。
講談聞くようになってから、TVで見たことないけど、
上手い落語家さんがたくさんいることを知りました。
オチきいてなるほどと（笑）

宝井琴調『 銭形平次捕物帳〜平次屠蘇機嫌（野村胡堂作）』
私は銭形平次と言えば、北大路欣也さんですかね。
大川橋蔵版は見た記憶がないのですね。
銭を投げるのかな？と思ったら泥酔する銭形平次、、
なんだよ！と思ったら、古畑任三郎のような鋭い推理をして、
罠を仕掛ける平次。
こんな知的な捕物があるとは。

封印切の会を初めて観ましたが、
宝井琴調先生をますます好きになる会でしたね。
次回も参加したいですね。

スポンサーリンク