劇団競泳水着「夜から夜まで」を観て

『夜から夜まで』 劇団競泳水着 #20 | 2021 5.12 WED - 5.16 SUN / 下北沢 駅前劇場

咲との曖昧な関係を続ける祐平。
曖昧な関係、という名のセフレ状態に悩む咲。

咲は、結婚三年目の友人・朋子から、不倫していることを打ち明けられる。
朋子の不倫相手・陸と知り合った咲は、陸に惹かれている自分に気がつくが、必死にその気持ちを抑えようとする。

やがて朋子は自らを省み、陸との不倫を終わりとする。
それを知った咲は、祐平との関係を解消し、陸と付き合うことになる。
一方、咲に去られた祐平は、元恋人や、出会い系アプリ、更にはデリヘルで出逢った女性らと関係を結ぼうとするが、空回りを繰り返していた。

ある日、祐平、咲、朋子の三人は、延期となっていた知人の結婚パーティーで顔を合わせることになるのだが……。

一晩で4回!?とかEDは36歳で始まるとか、
始まってる私には羨ましいなんて思わないんだからね！（笑）

いつも競泳水着では全人類の男の嫉妬を受けるモテモテ役が多い倉田大輔さんが、
今回は情ない男なので許したくなりました（笑）
江益凛さんはナイゲンの3148で知ったので、あの子がこんな男に！と親目線で見てた。
じゅりクラスで2万ならリピするだろうな（笑）

心と身体は別なようで、やっぱり一緒であり、
夜を越えれば朝が来るわけで、みんなにはそれぞれの夜明けが見えたのかな。
そしてまた夜が来る。

コロナを反映させているから、劇中に出てくるTV会議がこんなにも特殊でなくなってるのね。

電話で別れ話、LINEで別れ話、zoomで別れ話。
別れ話の仕方が進化しているようで、
声、文字、動画とリアルに逆戻りしてるのね。
せつねぇ。

相変わらず観た後、恋って良いかもと思わせる。
そして群像劇はやっぱり好きだなぁ。

皆、幸せになって欲しい。

最後に印象に残ったのは咲の慟哭。
凄く良かった。

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