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JACROW「鋼の糸」を観て [演劇]

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次回公演 アーカイブ | JACROW Official WebSite
出世を目指す男たちの物語。
計略、嫉妬、世辞、卑屈、憎悪が渦巻く。
この巨大な渦はどんな想いも飲み込むのだ。

鉄は国家なり。文明の母なり。
産業の米と言われていた時代があった。
小人は合従連衡を繰り返し、巨人へと変貌。
その巨人をもっと強く逞しく大きくするために。
今日も私たちは胃に穴をあけながら働く。

学閥、派閥、閨閥、そんな閥と罰の世界。
なぜ私たちはここで上を目指すのか。
それはそこにすごいものがあるからだ。たぶん。
きっとこれは笑えない喜劇。
3年ぶりの新作ビジネスドラマ、乞うご期待。

もし今の会社の私がチバテツに居たとすると万年主査の位置ですな。
主幹になれる気はしない(笑)

ラストシーンはちょうど端っこだったのであの顔をハッキリ見たかったなぁ。

サラリーマン太平記。
ぜひNHKで全6話くらいでやって欲しい。
大変面白かった!

冒頭シーンからラストシーンに繋がる訳ですが、
なるほど久しぶりに会う機会はその時ですか…

上司に踊らされ、国からも踊らされる。
石橋貴明が言ってましたね。
ADが長時間労働出来なくなってると、それは良いけど、ガムシャラにしないと出来なくなるものもあるよと。
答はいずれか?

合併とか本当に大変そう。
親も上司も選べない。でも育てる事は出来る。
その教えの元が盆栽とは誰も気がつかないだろうな(笑)
苔からは何が学べるのか?それが分かる時間はもうないが。

十年前の物語なら上司の「やれ」は絶対だったろうが、
これが現代の物語だ。あと中国ネタにニヤリとしちゃう。

重くしようと思えば何処までも重くなりそうですが、
笑いの部分が程よくあって、バランスさが絶妙でした。
ラストシーンがあのピエロ姿ですから。
だからコメディ部が多かったのですね。

ざくろのようなもそうですが、数年後再演した時にどうなってるか?
女性役員誕生や働き方が変わってるかな。
考えると良くも悪くも中国との関わりが年々強くなってる…怖い。




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