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椿組「貫く閃光、彼方へ」を観て [演劇]

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劇団『椿組』公式サイト
1964年の東京オリンピックに向け、急ピッチで作られていた新幹線!
  戦後日本の復興の証としての国家事業だった。
ここ新丹那トンネル工事の現場では難題山積みとなっていた。
  そこにフラリと若い男がやって来て・・・事件が!
そして今、箱根駅伝のエピソードと時を越えて繫がっていく・・・
 かの昔、熱海の初島に伝わる龍神伝説も!
  そんな幾つかの「物語」が時空を越えて閃光となり駆け抜けていく!!

椿組は初めて。
JACROWの方々が出ると聞いて観劇しました。
新宿花園神社境内特設ステージということで、
蚊が心配で虫除けスプレーをしてから観劇。
テントは思ったより暑くなく団扇もあったので快適に見られました。
コロナ前はビールを飲みながら観劇できたそうで、
それは楽しそうだなと思いましたね。

テントなので外のヘリコプターの音やサイレンの音が演出にも聞こえ、
ラストシーンでのトンネルが開通して、
そして前方の幕が開いて、花園神社の道路が見える解放感は外ならではでした。

時代を貫く閃光を目の当たりにして、ラストシーンはグッときてしまいました。
そしていつの時代も開発と自然は天秤にかけられ、
そこに国も関わり、多くの人の利益と少ない人の利益が天秤にかけられるのだと思いました。

大義より自らの仕事プライドにかける男どもに好感。

大人数が出演する舞台でしたね。
野外劇というのが、この時世に幸いしたのか。
熱気が凄かった。

タスキが繋がる様を見て、生きるパワーを貰えました。
この頃の角さんは大蔵大臣になる前かな。
三国峠ではなく、熱海に穴が空きましたね(^^)




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